
エクスの受胎告知三連祭壇画復元図

エクサン・プロヴァンスのサント・マドレーヌ聖堂に中央パネルが残されている三連祭壇画。両翼はそれぞれ別の美術館に置かれている。
1920年代に分かれて所蔵されていた預言者(イザヤ)・静物とエレミヤが祭壇画の両翼であると主張され、現在ではそれが一般的に認められている。
聖堂の玄関廊(ナルテックス)にいる聖母に、左の小室に現れた天使によって告知されている。天使の頭上の神から聖母に光が注がれ、十字架を担った幼児が描かれている。
小室のアーチは半円形、聖堂のアーチは尖塔形で奥の内陣ではミサが行われている。これは左の旧約の世界から、右の新約の世界へと仲介をするのが聖母であるということを示している。
閉扉時の外装は「ノリ・メ・タンゲレ(我に触れるな)」。
聖堂の玄関廊(ナルテックス)にいる聖母に、左の小室に現れた天使によって告知されている。天使の頭上の神から聖母に光が注がれ、十字架を担った幼児が描かれている。
小室のアーチは半円形、聖堂のアーチは尖塔形で奥の内陣ではミサが行われている。これは左の旧約の世界から、右の新約の世界へと仲介をするのが聖母であるということを示している。
閉扉時の外装は「ノリ・メ・タンゲレ(我に触れるな)」。
1443〜45年頃に制作されたとされるが、作者の名前は伝えられていない。ファン・エイクやロベール・カンパンの作風に親しんでいたらしいが、それよりもより明暗の差がはっきりしている。プロヴァンスの光の強さによるとされるが、作風を真似るより対象をしっかり見て描いていたといえる。
名画への旅10 北方ルネサンス2 1440年代
世界美術大全集10 ゴシック2
エクスの受胎告知三連祭壇画復元図
エクスの受胎告知の画家(バルテルミー・デック?)
1443〜45年頃 板
左翼上部 静物 アムステルダム 国立美術館
左翼 イザヤ ロッテルダム ボイマンス=ファン・ビューニンゲン
右翼 エレミヤ ブリュッセル ベルギー王立美術館
名画への旅10 北方ルネサンス2 1440年代
世界美術大全集10 ゴシック2
エクスの受胎告知の画家(バルテルミー・デック?)
1443〜45年頃 板
左翼上部 静物 アムステルダム 国立美術館
左翼 イザヤ ロッテルダム ボイマンス=ファン・ビューニンゲン
右翼 エレミヤ ブリュッセル ベルギー王立美術館